もしかして私、カンジダ皮膚炎かも…。
そんな不安を抱えた方はいませんか?
カンジダ皮膚炎はデリケートゾーンの症状の中でも有名なものの一つです。
今回はそのカンジダ皮膚炎について気になる情報をまとめました。
カンジダ皮膚炎ってなに?
カンジダ皮膚炎とは、カンジダ菌によって引き起る炎症です。
成人女性のほかには、おむつをしている赤ちゃんや高齢者にも起こりえます。
糖尿病や太った方にもよく見られますね。
こすれる部分にできる赤みの強い皮膚炎なので、比較的発見しやすいと思います。
カンジダ皮膚炎の症状は?
カンジダ皮膚炎になったときの異変はおりものと痒みです。
おりものの量が多く、酒かす状やヨーグルト状の状態で出てきます。
カッテージチーズ、おからといったように感じる方もいらっしゃるでしょう。
また、おりものの色が白く、ニオイが少ないのも特徴です。
ニオイがないからといって安心はできません。
カンジダ皮膚炎は焼けるような感覚を併発します。
点状の赤い発疹があることもありますね。
こうした症状が出てきたらカンジダ皮膚炎を疑い、専門の婦人科を受診しましょう。
カンジダ皮膚炎の原因は?
カンジダ皮膚炎の原因は以下のようなことが言われています。
・カンジダ菌の感染。
・アンモニアなどの毒素が処理しきれなかった。
・免疫力が低下した。
・おりものシートやおむつをあまり変えなかった。
・疲れがたまっている。
・ストレス発散ができていない。
・ステロイド剤を使っている。
いずれにせよ、一般的に思われているような性交渉での感染は低めです。
カンジダ菌は真菌とよばれるカビの一種で、普段はトラブルを抱えてやってくることはすくないのです。
しかし、上記のような原因からカンジダ菌が増えてくるとカンジダ皮膚炎となり、症状があらわれだすのです。
カンジダ皮膚炎かも?と思ったら
ここまで読んできて、あなたにカンジダ皮膚炎の症状はありますか?
原因に思い当たる節はありませんか?
その場合、基本的にはすぐに婦人科を受診してください。
手持ちのステロイド剤などでなんとかしようとしてはいけません。
原因の一つになりかねませんからね。
陰部がムレないように通気性のいい下着をつけ、清潔を保ちましょう。
清潔を保つ場合は市販の石けんではなく、デリケートゾーン専用の石けんを使用してください。
市販の石けんでは刺激が強く、かえって悪化させてしまう可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?
陰部の不調を感じ、カンジダ皮膚炎を疑っている方の参考になったでしょうか。
カンジダ皮膚炎は治る病気です。
早期発見と適切なケアを心がけてください。