女性にとってデリケートゾーンの悩みはつきないものです。
その中でも特に人に言いづらいのがおりものの悩み。

とくにデリケートゾーンにかゆみを感じると、おりもののせい?
なんて一人で悩んじゃいますよね。

おりものが出るのってヤバい?
そんな疑問を持つ方も多いと思います。

実際のところ、おりもの自体は悪いものではありません。
膣の粘膜を潤わせたり、病原菌や老廃物を出したり、病気のサインを出す重要な役割を担っているのです。

ヤバイのはおりもの自体ではありません。

病気のサインが出ているおりもの、かゆみの原因になっているおりものです。

そうはいっても素人判断ではなかなか判別がつきませんよね。

そうしたわけで、今回はおりものについて解説して行きたいと思います。

デリケートゾーンのおりもの

おりものでかゆみがでたときの対処方法について

おりものでかゆみがでたとき、やれることは二つです。

・デリケートゾーンを清潔に保つ。
・おりものシートをこまめに変えること。

おりものシートをこまめに変えるのは言うまでもありませんね。
そうすることでデリケートゾーンにおりものが与える刺激を軽減させるのです。

そして、デリケートゾーンを清潔に保つ件ですが、これには洗浄がとても大切です。

デリケートゾーンを洗浄するといっても、普通の石けんでごしごしと洗うわけではありません。

これはデリケートゾーンにとって刺激が強すぎるので、やめた方が良いです。

かえってかゆみや痛みを増幅させてしまうこともあるからです。

では、どうしたらいいのか?

その答えはデリケートゾーン専用の石けんをつかうことです。

専用の石けんなら刺激性も少ないので、安心です。

洗ったあとはしっかりと保湿ケアやデリケートゾーン用の美容クリームを塗っておきましょう。

そうすればばっちりです。

デリケートゾーンを洗う際の注意点として、粘膜はあまりふれない方が良いと言うことです。

なぜなら、粘膜はデリケートゾーンの中でもとくに、敏感な部位だからです。

専用の石けんを使う場合でもやさしく慎重にすすめていってください。

病気のサイン?と思われるおりもの

おりものが出ること自体には問題はありません。
しかし、おりものの中には病気を知らせるものもあります。

それを知るには、おりものの状態が普段と違うことを見つけましょう。
具体的には以下の通りです。

膣カンジダ

・白色でカッテージチーズ、酒かす、おから、ヨーグルトのようなおりものが出る。
・量は多く、ニオイは少ない。
・焼けるようなかゆみがでる。

細菌性膣症

・水っぽい、または粘着性のある淡黄色のおりものが出る。
・おりものの量は中等度。
・ニオイがつよく、独特の魚臭がする。

膣トリコモナス

・黄白色で粘性があり、泡沫状のおりものが出る。
・ニオイが強い。
・排尿が困難となることが多い。

こうした特徴のあるおりものがでたら、専門の産婦人科にかかりましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

今回はデリケートゾーンの悩みの一つであるおりものについてまとめてみました。
おりものが出ること自体はヤバイものではありません。
おりものが多いときにはこまめにおりものシートを変えて、特徴的なおりものがでたら婦人科にかかるようにしましょう。

デリケートゾーンのかゆみ 原因と対処法