外陰部というのは、足の間にある付け根の中でも丸みを帯びている場所、そしてその左右の皮膚のことを指します。
ここの構造はとても複雑で、いわゆるデリケートゾーンだと呼ばれていますね。

外陰部という場所は汗をかきやすく、皮膚が薄いうえにとても乾燥しやすいのです。
そのため、トラブルがとても多いといわれています。

女性の多くが外陰部のかゆみに悩んだ経験があるにもかかわらず、人には言いにくいですよね。

ですが、悩んでいても解決はしません。今回、人に聞きにくい外陰部のかゆみケアについてまとめていきたいと思います。

外陰部のかゆみの原因とは?

前述したとおり、外陰部は他の部位に比べて汗をかきやすく、さらに乾燥しやすいデリケートな部位なのです。

さらに、外的要因として下着やストッキング、タイツといったアイテムでの締め付けからこすれが起こりやすい場所です。

加えて毎月の生理、おりものによるムレが日常的に存在します。

原因が一つではないだけに、なにをどうしたらいいかわからない女性も多いことでしょう。
では、どうしたらいいのでしょうか。

通気性のいい下着をつける

外陰部は常に下着で覆われています。
この下着で汗やおりものによるムレが起こり、かゆみが引き起こされてしまうのです。
まずは下着を通気性ものに変えてみましょう。
こだわるところは素材です。

コットンもいいですが、シルクだとなお最適ですね。

通気性がいいだけではなく、サラサラとした肌触りで摩擦が起こりにくいのです。

そのため、ムレだけではなく摩擦によるかゆみも軽減させることができます。

陰毛の処理は専用の道具で行う

外陰部には陰毛が存在します。
この陰毛がまた厄介で、これによってムレてかゆみが引き起ってしまいます。

陰毛をすべて処理するまではしなくとも、ある程度のケアを行うとかゆみを軽減させることが可能です。

その際には一般的に売られているカミソリを使用しないようにしましょう。

カミソリを使用して陰毛を処理してしまった場合、陰毛の先がとがって外陰部に突き刺さるという現象が起きます。

これによってかぶれが起き、さらなるかゆみが起こる原因となるのです。

陰毛を処理する場合は専用のヒートカッターを使って毛先を丸く剃ったり除毛石鹸、ブラジリアンワックスなどを使いましょう。

外陰部を専用の石けんで洗うとGOOD

外陰部のかゆみの多くは清潔にすることで軽減されます。
清潔に保つということは、つまりきれいに洗っておけばいいということになりますよね。
ただし、そこはデリケートな外陰部。

普通の市販の石けんではかえって刺激が強く、普通に洗うだけでも洗いすぎて乾燥を引き起こします。
乾燥はかゆみの原因の一つ。

それを引き起こさないためにも、石けんは専用のものを使いましょう。
専用の石けんは優しく洗うことを目的として作られていますので、トラブルが起こることはすくないのです。

まとめ

いかがでしたか?
今回は外陰部のかゆみをどうしたらとれるかについてのコラムでした。

このコラムを読んで、一人でも多くの女性が外陰部のかゆみを減らすことができれば幸いです。

デリケートゾーンのかゆみ 原因と対処法