「黒ずんでいるのは私だけ？」ではありません。
デリケートゾーン黒ずみで悩んでいる人は、大勢います。
ただし、秘密にしたい部分の悩みなだけに、実際に口に出して友達に相談する人はほとんどいません。
そのため、「こんなに黒いのは私だけ？」と一人で落ち込んでしまう女性が多いのです。
黒ずみがある＝遊んでいる？
女性がデリケートゾーンの黒ずみに悩む理由の第一は、好きな男性に「遊んでいる女」という印象を与えてしまうからだそうです。
実際には、黒ずみがあるからといって、遊んでいる女ではありません。
デリケートゾーンの黒ずみには様々な原因があり、男性経験の多い少ないは関係ないのです。
しかし、男性の中では「黒い＝遊んでいる」というイメージが根強く残っています。
そのために、黒ずみに悩む女性が跡を絶たないのです。
デリケートゾーンの黒ずみの原因は「メラニン色素」
デリケートゾーンが黒ずんで見えるのは、蓄積したメラニン色素のせいです。
メラニン色素といえば、シミやソバカスなど、紫外線で増える印象がありますよね。
でも、デリケートゾーンは日光に当たらない部分です。つまりは、紫外線以外に原因があるということです。
メラニン色素ができる仕組み
肌は、刺激を受けると、肌の奥のメラノサイトという細胞へ情報伝達物質を送ります。
そのメラノサイトがチロシナーゼという酵素を活性化させ、メラノサイトの中にあるチロシンというアミノ酸に作用。
チロシンがメラニン色素へと変化するのです。
そのメラニン色素が蓄積されると、黒ずみになってしまいます。
デリケートゾーンのメラニン色素が増える原因
デリケートゾーンの黒ずみができる原因は、具体的に何なのでしょう？
①摩擦
デリケートゾーンは、粘膜に近い、非常に敏感な場所です。そのため、顔や体の皮膚よりも、摩擦に弱いのです。
例えば、以下のようなことをしてはいないでしょうか？
・臭いが気になるからと、石鹸やタオルで念入りに洗う
・アンダーヘアのカミソリ、ワックス処理を頻繁に行う
・レースが使われたものや、締め付けの強い下着をよく履く
これらはいずれも、肌に強い摩擦を与える行為です。
そのうえ、毎日の習慣になっている方もたくさんいるはず。
黒ずみができる原因の第一位といってもいい行動です。
②永久脱毛
近頃は、アンダーヘアを整える女性が多くなっています。
エステで光脱毛などを受けている方も多いのではないでしょうか？
光を当てた瞬間の痛みをご存じの方なら頷けると思うのですが、この光脱毛も、肌にとってはかなりの刺激になります。
③ターンオーバーの乱れ
美容に興味のある方ならば「肌のターンオーバーは28日」だと言われていることをご存じだと思います。
このターンオーバーが乱れると、シミやソバカスができてしまうことも、美容界では常識ですよね。
これは、デリケートゾーンでも同じことです。
今現在「お肌の調子がよくない……」と感じている方は、デリケートゾーンのターンオーバーも乱れていますので、注意が必要です。
ターンオーバーの乱れは、たばこ、アルコール、夜更かし、偏食、ストレスなどです。
また、生理でホルモンバランスが乱れると、ターンオーバーにも悪い影響を与えてしまいます。
PMS（月経前症候群）や生理痛が重い方は、注意が必要です。
④生まれつき・体質
メラニン色素の量は、個人の体質によって違います。
もともとメラニン色素が多い方は、デリケートゾーンがくすみやすくなってしまいます。
また、生まれつき肌が弱い方は、摩擦などの影響を受けやすく、丈夫な肌の人が大丈夫な軽い刺激でも、黒ずみが出てしまう場合があります。
デリケートゾーンの黒ずみは消えるの？
個人差や原因が違うものの、原因を消していくことで、黒ずみを改善させていくことが可能です。
したがって、正しいケアを心がけていくことで、黒ずみが気にならないくらいまで改善できますので、前向きな気分で進めていきましょう。
では、これからケアの方法について紹介していきたいと思います。
黒ずみケア1：刺激を予防する
デリケートゾーンの黒ずみの一番の原因は、刺激です。
締め付けの強い下着を履けば、食い込んだ部分に摩擦が与えられます。
下着のレースも、当たっているだけでチクチクと刺激を与え続けることに。
また、臭いを気にして石鹸やタオルでゴシゴシ洗ったり、アンダーヘアをカミソリや脱毛ワックスで処理するのも慎重になった方が良いです。
刺激を与えるような行動は、黒ずみを進行させる原因になるからです。
アンダーヘアの処理は、専用のヘアカッターが販売されているので、そちらを使用するのがオススメです。
カミソリでヘアを短く削ぐものや、熱で焼き切ってカットするものなど、色々な商品があります。
お好みのものを探すのも楽しいですよ。
石鹸は、弱酸性のものを泡立てて、優しくなでるように洗ってください。一番は、デリケートゾーン専用の石鹸です。
また黒ずみが改善できる石鹸も出ています。
下着ならば、綿のボクサータイプを普段から履くと、刺激を少なく抑えられます。
レースやTバックなどは、デートの時だけにした方が無難です。
黒ずみケア2：規則正しい生活
肌のターンオーバーは、黒ずみの大敵です。
ストレスや偏食、夜更かしなどを控えて、生活のリズムを整えましょう。
顔のお肌が荒れているときは、ターンオーバーが乱れているサイン。
メイクやスキンケアのさいによく観察して節制を心がけると、デリケートゾーンにもよい影響があります。
生理のさいにターンオーバーが乱れる方は、専用のサプリやピルで体の中からケアするといいかもしれませんね。
ケア3：専用の美白ケア化粧品を使う
黒ずみに悩む女性のために、デリケートゾーンのホワイトニングや脱色をうたった商品が、数多く発売されています。
これらの商品はとても高価なので、顔用の美白化粧品をデリケートゾーンのケアに流用する方もいるようです。
しかし、これはさらなる黒ずみを呼んでしまう可能性があります。
デリケートゾーンは、粘膜に近い皮膚です。
個人差はありますが、顔の肌よりも敏感な場合が多く、顔用のホワイトニング化粧品は、刺激になってしまうことがあるのです。
刺激は、美白ケアの大敵。
できるだけ、専用の美白ケア用品を使ってください。
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まとめ
今回黒ずみの原因とケア方法について紹介しました。
正しいケアを進めていくことで、デリケートゾーンのみならず、全身に良い影響をもたらします。
また、黒ずみケアアイテムは、肘膝などもカバーしてくれるモノもありますので、そうした部分に使っても良いかもしれませんね。
是非、黒ずみをケアして全身キレイを目指していきましょう。
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